Amazon引用はNG!問い合わせたやり取り詳細を公開 / 著作権法に違反しない写真画像とは

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ブログを書いていると、「Amazonのレビューを引用したいな」「Amazonに載っている画像を使いたいな」と思うこともありますよね。

実際におこなっているブロガーさんも多いかと思います。

わたしも以前はおこなっていたのですが、ふと「あれ。これって大丈夫なのかな?」と不安になったので、『Amazonからの引用・転載はOKなのか』についてカスタマーセンターへ問い合わせてみました。

Amazon引用 問い合わせ

すると…
『Amazonからの引用はすべてNG!』だということが判明しました。

  • 商品画像
  • レビュー(口コミ)
  • 商品紹介文

これらコンテンツの全てが、転載はもちろん 引用ですら禁止であるとの返答をいただきました。

以下では、実際のやり取りとともに詳細をお伝えしていきます。

著作権を侵害することなく引用をする方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

Amazon(アマゾン)レビューの引用はNG?

Amazonの規約では無断転載NGの記載あり

そもそも Amazonの規約によると、Amazon の全てのコンテンツは無断転載NG との記載がされています。

アマゾンサービスを通じて提供されるすべてのコンテンツ(文字、グラフィック、ロゴ、ボタンアイコン、画像、オーディオクリップ、デジタル形式でダウンロードされたもの、データに編集を加えたものなど)は、アマゾンまたはコンテンツ提供者の財産であり、米国および日本の著作権法、および著作権に関する国際法によって保護されています。アマゾンサービスを通じて提供されるすべてのコンテンツの編集物は、アマゾンの独占的な財産であり、米国および日本の著作権法および著作権に関する国際法によって保護されています。アマゾンサービスを通じて提供される情報および画像等の無断転載をお断りいたします。(出典:Amazon.co.jp利用規約-著作権 更新日: 2023年6月1日)

カスタマーセンターへ問い合わせた際のやり取り

その上で、「転載はダメだけど、引用なら問題ないのでは?」との考えで、カスタマーセンターへ問い合わせをしてみました。

■問い合わせ日時:2017年2月

はじめまして。レビュー記事を掲載するブログを運営しています。記事の中で、Amazonの商品画像や説明文を引用したいのですが、大丈夫ですか?

こちらAmazonカスタマーサービスです。お問い合わせありがとうございます。

恐れ入りますが、Amazon.co.jp利用規約「著作権」でもご案内しております通り、Amazon.co.jpの文字や画像を含むすべてのコンテンツの転載はお断りしております。
商品サイズ等もAmazon.co.jpから転載されているのであれば、至急すべて削除ください。

カスタマーレビューを引用で掲載するのもダメでしょうか?法律上、引用という形であれば問題ないと認識しているのですが…。

重ね重ね申し訳ございません。レビューに関してもAmazonのコンテンツとなります。

このため、どのような形であれ、カスタマーレビューを使用されることがないようお願いいたします。

結論:Amazonはレビューも画像も引用・転載不可

…といったやり取りからわかる通り、『たとえ引用という形であっても、Amazonのコンテンツはすべて使用できない』ということが判明しました。

口コミレビュー、商品画像、商品説明文、スクショ画像などすべてが該当します。

専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、”Amazonに記載されている情報(写真画像を含む)は、商品を保有する企業が著作権を保持しているから”といった理由があるのかもしれません。

※記事執筆時の情報です。Amazonの著作権に関する最新情報は公式ガイドラインをご覧いただくか、Amazon.co.jpへお問い合わせください

著作権法に違反しない Amazon商品画像の取得方法

残念ながらAmazonから引用・転載をすることはできないことがわかりました。しかし、Amazonの商品画像であれば使える方法が存在します。

それはAmazonのアフィリエイトシステムを利用すること。

例えば以下のように商品画像をブログやWebサイトに貼ることが可能です。

▼ただの画像に見えて、実はAmazonのリンク

Amazonが正式に機能として使用許可を認めているもの。著作権法違反にはならずに使用できますよね。
※ただし、本来の目的(アフィリエイト)以外の使用は禁止です。

Amazonのアフィリエイトをおこなうには、「Amazonアソシエイトに登録する」か「ASP(仲介サイト)を通してアフィリエイトリンクを貼る」かの2通りあります。

ただ、2025年6月現在、画像リンクを取得できるのは「ASP(仲介サイト)を通してアフィリエイトリンクを貼る」方法のみです。

具体的には、「もしもアフィリエイト」に登録し、Amazon広告を貼るための申請をしてください。

申請が通れば、上記のような画像のみのリンクだけでなく、以下のようなリンクも貼れます。

ブログ記事に使えるレビュー・写真素材の集め方

最後に、Amazonからの引用 や amazonアフィリエイト以外で写真や口コミを集める方法をお伝えします。

Amazonからの引用ができなくても代用できることもあるので、検討してみてくださいね。

レビュー・口コミ素材を集める方法

クラウドワークス等でアンケートに答えてもらう

クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスでは、商品やサービスに関するアンケートを募集できます。

実際に使った人の意見を集められるので、オリジナルの口コミ素材として活用できます。

性別・年齢・使用状況などを指定すれば、ターゲットに即したレビューを得ることも可能。

報酬を設定する必要はありますが、著作権や転載リスクが少なく、安全に使える点が魅力です。

SNSの埋め込み機能を利用する

X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどのSNSには投稿をブログに埋め込める機能があるため、リアルな口コミを紹介できます。公式の埋め込みコードを使えば、著作権侵害は心配いりません。

特に話題の商品やトレンド商品については、多くのユーザーが感想を投稿しており、消費者目線の生の声が手に入る点が大きなメリットです。

引用元も明確に表示されるため、信頼性も高まります。

口コミ投稿サイト「みん評」から引用する

「みん評(みんなの評判ランキング)」は、実際の利用者による口コミが多数投稿されている情報サイト。

商用利用も条件付きで可能で、適切な引用ルール(出典表記や過度な改変の禁止)を守れば、ブログでの二次利用も問題ありません。

特定のサービスや商品のリアルな評判を紹介したいときに役立ちます。ただし、引用の際には最新の利用規約を必ず確認しましょう。

写真画像素材を集める方法

PIXTA 等の写真ストックサイトで購入する

PIXTAやAdobe Stockなどの写真ストックサービスでは、高品質で商用利用可能な写真素材を購入できます。

レビュー記事で商品画像が使えない場合でも、イメージ写真や関連カテゴリの写真を使って、ビジュアルの訴求力を高めることができます。

素材はプロのカメラマンによるものが多く、記事全体のクオリティ向上にもつながります。安心して使える点も大きな利点です。

クラウドワークス等で写真を募集する / カメラマンを探す

自分では撮影できない場合は、クラウドワークスやココナラなどを利用して、写真提供を依頼するのもひとつの方法です。

特定の商品写真や使用シーンを指定すれば、よりリアルで説得力のある素材を手に入れられます。

また、カメラマンに撮影を依頼することで、オリジナリティのある画像素材を確保でき、他のブログと差別化しやすくなります。著作権面でも安心です。

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